慣れてしまえばそれもまた親しみをおぼえるでしょうが、雑然として居心地わるく、寝るのも窮屈なありさまです。
そして、それぞれの用途に合う場所なり、家の中でどのように動いているか、生活しているかによって、必要度に応じて最も適材適所に物を配置するのです。
つまり”整頓”です。
1日、そういうふうに作業してみてください。
奥さんまかせにせず、陣頭指揮でやってください。
ずいぶん会社の仕事・作業を向上させるためのトレーニングになります。
ついでに掃除をすると、家の中がきれいにすっきり快適になり、住宅の品質が向上すること請合いです。
たとえば、子ども部屋ですが、あの玩具の散らかしようったらありません。
そこで「ちゃんと片づけなさい」と叱るわけですが、その親が家の中を片づけていないのですから、お笑い草で家事は女房の仕事と怒っても始まりません。
散らかしっ放しで、その尻ぬぐいを奥さんに押しつけているようでは、会社での品質管理や標準化をうんぬんする資格はありません。
まずは、ご自分で、それとも夫唱婦随でもいいですから、ここは一番、ご家庭の整理・整頓をやってみてください。
まったく不要な物は捨てる。
捨てない物については、めったに使わない物、たまに使う物、時々使う物しばしば使う物いつも使う物、と、これくらいの判断はつくはずです。
整理・整頓するわけです。
ところで、T製作所の勉強会は、何曜日の何時から何時間、という取決めはしませんでした。
あくまでも押し付けを嫌ったからです。
従来から月末25日の給料日に仕事が終わった後、その月の打ち上げとして全員で飲みながら懇親の場をもっていたのですが、この場を、いわば第1回の勉強会としました。
もちろん、さりげなく「忙しさをなんとかするために標準化を考えてみようじゃないか」と社長から提案したのです。
すなわち、仕事の整理・整頓をすすめたのです。
その日は問題提起だけで、1か月たち、次の飲み会のとき、月1回の飲み会を兼ねて作業予定を日記につける話は外れましたが、T製作所では、まず標準化のための勉強会をやろうということになりまし。
わたしも、請われて参加することになりました。
ただし、しゃしゃり出るつもりはありません。
当事者が”その気”にならなければ、品質管理は成功しません。
その気、つまりヤル気が肝腎なにしろ、当事者が”その気”になってやることが標準化なり品質管理のポイントなのですか散逸して集中しないから、月半ばの土躍日にでも話し合おうじゃないか、と決定して、さらに4回目からは、社長の決断で残業扱いとして手当つきの定例会とすることになり、勉強会が定着これでスムーズに標準化、ひいては品質管理に向けてのレールが敷かれました。
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